
皆様、こんにちは!今月からシニア世代の皆様が毎日を健やかに過ごすための「食事と栄養の知恵」をお届けすることになりました。どうぞよろしくお願いいたします。
朝晩の心地よい風とともに、いよいよ実りの秋がやってきました。秋といえば、何といっても「食欲の秋」ですね。新米にさつまいも、きのこに秋刀魚など、美味しい味覚が目白押しの季節です。実は、この「旬の味覚を美味しく味わい、毎食を豊かに楽しむ」ことこそが、いつまでも元気に動ける体をつくる「フレイル予防」の第一歩になります。
⚠️ 「フレイル」ってなに?
フレイルとは、年齢とともに筋力や心身の活力が低下し、「健康な状態」と「要介護状態」のちょうど中間にいる状態のことを言います。「最近、歩くスピードが落ちた」「お茶碗が重く感じる」「疲れやすくなった」ということはありませんか。これらは筋肉量が減ってしまう「サルコペニア」やフレイルのサインかもしれません。
💡 予防の基本は「しっかり3食」と「たんぱく質」
フレイルを予防するために、日々の食事で意識していただきたいポイントは2つあります。フレイルは「要介護」の一歩手前の状態ですが、このサインに早く気づいて適切な食事や運動を始めればまた元の健康な状態に戻ることができます。
1. まずは3食欠かさずに食べる
一度に食べられる量が少なくなってきたと感じる方こそ、朝・昼・夕の3食を規則正しく食べることが大切です。食事の回数が減ると、それだけで体に必要なエネルギーが不足してしまいます。
2. 「たんぱく質」を意識して摂る
筋肉のもとになる「たんぱく質(肉、魚、卵、大豆製品、乳製品)」を毎食必ず1品は取り入れま しょう。植物性(大豆製品)だけでなく、動物性(肉や魚)もバランスよく組み合わせることが、筋肉量を減らさず元気に過ごすための秘訣です。
🌸ライフ・イン京都40周年記念特別食 : 第1弾「ステーキ御膳」

当ホームでは、お食事を通じて四季折々の変化を感じていただけるよう、季節の味覚や行事を取り入れた「特別食」をご提供しています。
先月9月には、当ホームが40周年を迎える記念すべき節目として、日頃の感謝の思いと皆様のフレイル予防を応援する気持ちを込め、「飛騨牛ステーキ御膳」をお届けいたしました!
「久しぶりにボリュームのあるお肉を食べて元気が湧いてきた」「お祝いにふさわしい豪華な食事でお腹も心も満たされた」と、皆様から嬉しいご感想をたくさんいただきました。
大変ご好評をいただいたため、40周年記念特別食第2弾として、秋の味覚をふんだんに取り入れた「秋の味覚御膳」を提供予定です。ぜひ楽しみにお待ちください。
| 🍀管理栄養士のまごころ通信 「なんだか元気がおきないな」という時も、季節のお料理の香りや、レストランの賑やかな雰囲気が食欲をそそるきっかけになります。今月も皆様の元気を体の内側から支える、栄養満点のお食事をご用意してレストランでお待ちしております。食欲の秋を存分に楽しみながら、これからの寒さに負けない健康な体を一緒につくっていきましょう。 |
ライフ・イン京都 管理栄養士
【参考文献】
- 厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2025年版)」高齢者のフレイル予防・サルコペニア対策におけるたんぱく質摂取目標量
- 厚生労働省「健康日本21(第三次)」栄養・食生活における高齢者の栄養状態、フレイル予防の推進
- 日本サルコペニア・フレイル学会「サルコペニア・フレイル診療ガイドライン」栄養療法の意義と実践